
| 第45号 | 本年度の成果と課題解決に向けて!!NEW!! |
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| 第44号 | 本年度の成果と課題解決に向けて!! |
| 第43号 | 新年明けましておめでとうございます |
| 第42号 | @市の少人数学級実現に思うこと!! |
| A「全国学力・学習状況調査」の結果について | |
| 第41号 | 秋季大運動会で前期を終え、後期がスタート!! |
| 第40号 | 部活動から進路へ 気持ちの切り替えが大切!! |
| 第39号 | 子どもたちが与えてくれた夏休みの夢 継続は力なり!! |
| 第38号 | 初の快挙 中国中学校ソフトテニス選手権大会に出場!! |
| 第37号 | 念願の県選手権大会出場を果たす!! |
| 第36号 | 一人一人のがんばりが大きな実を結ぶ!! |
| 第35号 | 学園の特色を生かした1年に!! |
初めての前期・後期の2学期制が実施された1年間が終わりました。 本年度の教育活動を振り返り、成果・課題を踏まえて来年度に向けての準備が整いつつあります。
3月は子どもたちが成長した姿を見せながら、夢と希望に胸を膨らませて新たな旅立ちをしていきます。 3月18日には、小学生14名・中学生11名・高等養護部生11名の計36名が卒業しました。 3月1日に卒業した高校生の二人はすでに学園を巣立っていきました。 中学校卒業7名で4人が学園から高校に進学しましたが、 二人しか卒業証書を手にすることができなかったことがとても残念であり、私たち学園小・中教職員の大きな課題です。 二人の進む道は就職、専門学校進学とそれぞれ違いますが、親の元に帰ることなく自立した生活を送ることになります。 自分の選んだ道をしっかりと力強く歩み、一人前の社会人へと成長してくれることを願っています。
高等養護部生は、卒業式の後その日の内に学園を後にしました。 一般企業、大人の入所施設、作業所、能力開発校と進む道が分かれ、親と一緒あるいは親から離れての生活が始まります。 学園高等養護部で身につけた力を、これからの生活で生かしていってくれると期待しています。
中学生は、10名が高校、1名が高等養護部に進学しました。 高校へ進学する者の内2名は親と一緒の生活することになり、卒業式の日に学園を去っていきました。 日々の生活が学園での生活と全く異なることになり、これからの3年間に不安を感じざるを得ません。 3年間の高校生活を乗り切る強い意志を持ち続けて欲しいと思います。 8名は学園から高校に通います。自宅から通う他の高校生と一緒に学ぶことになり、 中学校時代とは違う刺激をたくさん受けると思います。 集団で生活する学園生活、船で通う時間的制約に不満を感じることもあると思いますが、 学園でしか学べないこともあると自信と誇りを持って通学し、 3年後に晴れやかな笑顔で巣立っていってくれることを願っています。
小学生は全員学園中学校に進学します。6年間学んできたことを生かして、 小学生の良い見本となる中学校生活を送って欲しいと思います。
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2月2日(土)3日(日)の二日にわたって、本校の最も大きな文化的行事である 「学習成果発表会」を終えました。昨年末から小学生・中学生・高等養護部生の実行委員を中心に、 各学級が教室展示と舞台発表に取り組んできました。
一年間の学習成果を、如何にして二日間のわずかな時間で発表するか、 またわざわざ学園まで来ていただいた皆様にどのように感動を与えるか、 子どもたちはいろいろと工夫して発表に臨みました。
本年度は、中学校の発表をどんな形にするか論議を重ねました。 昨年までの各学級の発表に変わり中学生全員での合唱を行うことには、小・中学校の教職員の意見が分かれました。 思春期であり、舞台での発表でなかなか自己表現ができない中学生の現状から全体合唱になりました。
次年度に向けては、当日観ていただいた皆様からのご意見を参考にしながら検討をしていきたいと思います。 幼児の発表がなくて残念でしたが、小学1年生から中学生へと少しずつ成長していく姿と 大人に近づきつつある高等養護部生の姿を目の当たりにできる本校の学習成果発表会を、 これからもより充実した行事にしていきたいと思います。
2月も下旬になり、来年度に向けて思いを巡らす時期になりました。 学園に入園してくる子どもたちに、「生きる力」をつけていくために取り組んでいる教育活動の成果が問われます。
昨年の夏休みには、10年間継続して取り組んできた小学3年生から始まる ソフトテニス部の練習が大きく花を咲かせました。中学3年生にとっては大きな自信になり、 後輩の小学生・中学生に夢と希望を与えてくれたことと思います。 また、一人一人が抱えている背景から、自尊感情に乏しい子どもたちに、 「遠泳」「運動会」「学級対抗駅伝大会」などの体育的行事への取り組みの成果は現れてきているのか。 心を一つにして協力し、忍耐強く頑張り通したことは、達成感・満足感とともに 「自分が大切にされている」ことをしっかりと感じ取らせることができたと信じています。
しかし、身の回りの整理整頓や忘れ物をしないなど基本的な生活習慣の確立と 学習習慣の定着・基礎学力の定着向上は、なかなか克服できない大きな課題です。 生徒玄関前に脱ぎ散らかっている靴やグランドに脱ぎ捨てたまま残っているジャージなどをよく見かけます。 指導してもなかなか身に付かないのはなぜか、これからも工夫した取り組みを考え、継続した指導が必要です。
今、中学3年生は高校入試の最中です。入試を前に不安な心の内側を見せてくる子どもたちと話していると、 定着していない学力と学習意欲が継続できていない課題にぶつかります。 入試面接の練習も繰り返し行いますが、覚えたことは返答できても、 臨機応変に応答することはほとんどの子どもができないのが現実です。 中学校を卒業し、15の春を夢と希望にあふれて迎えるためにも、一人一人の子どもをしっかりと捉え、 苛立ちを抱えている不安定な心に入り込んでいく指導がこれからより重要になってくると思います。 今は中学3年生一人一人が、自分の目指した進路をしっかりと掴み、 新たな旅立ちのスタートを切ってくれることを祈っています。
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★本校の目指す子ども像
☆明るく健康な子ども昨年は本校の中学生が、県大会優勝・中国大会出場を果たし、子どもたちから夢を与えられ、 小学生から始めて10年になるソフトテニスの練習に、継続することの大切さを改めて教えられた年でした。
上記の子ども像を念頭に、子どもたちの可能性を信じ、自信に満ちて自立を目指していく成長を願い、 学園の子どもたちの実態に応じた生きる力を育み、特色ある教育活動を推進していく一年にしたいと願っています。
園訓「明るく元気に」をモットーに、学園と学校が連携し、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。 本年もご指導・ご支援よろしくお願いいたします。
いつも学校便りを読んでいただき、ありがとうございます。 おかげさまで昨年より始めたカラー版の便りの評判もよく、発行している私たちもやり甲斐を感じながら お世話させていただいております。 今年は、ねずみ年。十二支のスタートの年で、いろいろなことをリセットして動きまわりたいと思っています。 またオリンピックの年でもあります。いろいろなことにチャレンジしていくつもりです。 どうぞ本年もご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。
昨年5月、娘が大崎下島の御手洗郵便局に就職しました。 上蒲刈島と豊島にまだ橋が架かっていない為、郵便局の近くに家を借りて働いています。 休みになると帰ってきて、「あれが食べたい、これが食べたい」と言って、妻の料理をおいしそうに食べています。 家を出て改めて、親のありがたみや人の優しさを感じているようです。 学園の子ども達もいずれ社会に出て行きますが、つらくてもがんばるたくましさと、 人の優しさを素直に受け入れる心を身に付けてほしいと思います。そのために、教職員一丸となってがんばりたいと思います。
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12月に入り、小学生・中学生・高等養護部生みんなが学校・学園の周りを走っている姿を毎日見るようになりました。 6日(木)にはマラソン大会が行われ、寒さを吹き飛ばし全員が完走しました。 過去の先輩の記録があまりにもすごいためなかなか記録更新はできませんが、新記録をめざして頑張る子ども、 自分の目標記録達成のために全力を出し切る子ども、 どんなにしんどくても途中で諦めることなく最後まで走りきる子どもたちの必死な表情から伝わってくる感動があり、 教職員・学園職員は一人一人がゴールに近づくたびに大きな声で応援しました。 走り終えた子どもたちは、弱い気持ちに打ち勝ち強い気持ちを持ち続けられたことで、一つの自信と達成感を得たことと思います。
20日(木)には学級対抗駅伝大会があります。駅伝にはマラソンと違い、 一つのタスキをみんなでつないでいくことに大きな意義があります。 タスキを受け取ってくれる仲間のために、一人一人が1秒でも速く走ろうと思い、心を繋いでいってくれることと期待しています。
小6と中3を対象にして、4月24日に行われた「全国学力・学習状況調査」の結果が送られてきました。 広島県では、6年前から小5と中2を対象に、毎年「基礎・基本定着状況調査」が行われており、 本校児童・生徒の学力がなかなか定着しないことが、大きな課題の一つになっています。 本年度行われたこの二つの調査結果では、定着度に市平均と25〜35の開きがあり、 まだまだ学力定着の課題は解消されていません。
子どもたちに学習に対する意欲を持たせ集中力をつけること、 指導工夫をし分かる授業を実践すること、個々の実態に応じた個別の指導を行うこと、 などなど小・中学校とも研究授業・研究協議を通して、より授業を充実させ、 少しでも学力を定着・向上させる取り組みを行っていますが、これからもさらに工夫を重ね継続させていく必要があります。 自主的に学習することが苦手な子どもたちだけに、ホームでの学習時間を充実させるためにも、 学習課題の提供に更なる工夫をしていくことも求められます。
このような子どもたちの学力の実態を抱えながら、 来年度は小学校の複式学級が今の1学級から2学級または3学級に増える現状にあります。 自主的に学習する気持ちが弱く、個別の指導を必要とする本校の子どもたちだけに、 複式での授業展開では学習効果をなかなか上げられません。
特に、国語と算数の授業は、複式学級でなく単学級で行うことにより、子どもたちの学習意欲を喚起し、 個別指導を充実させ、学習効果が上がり、学力の定着・向上に繋がっていくと考えています。 本年度は複式学級が1学級であり、校内での工夫により算数は単学級での授業を行っていますが、 複式学級が2学級になると、工夫を凝らしても単学級での授業をしていくことは困難であり、来年度に向けて悩む毎日です。
広島市は、小学校1年生から中学校1年生までを対象として、 1クラスを35人以下の学級とする少人数教育を来年度から段階的に推進していきます。 児童生徒の発達段階や教科の特性を踏まえて、義務教育9年間を見通した少人数教育による個に応じたきめ細かな指導を進めることにより、 基本的な生活習慣の確立と基礎・基本の学力の確実な定着を図り、個性や能力を伸張する教育の充実を目指しています。 来年度は、小学校1〜3年生と中学校1年生において実施されます。 子どもたちの健やかな成長が期待され、とても意義ある教育施策だと思います。
ただし、複式学級の解消に向けては、まだ実現のプランが聞かれません。市や教育委員会に複式学級の現状を理解していただき、 子どもたちの基本的生活習慣の確立と個に応じた指導による学力の定着を目指して、 複式学級の解消が実現していくことを強く念願しています。
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『一致団結、涙の青春!!』子どもたちが考えたテーマを掲げて、 10月21日(日)開園61周年記念秋季大運動会が始まりました。 前日の夕方テニスコートの砂を全部吹き飛ばした強風もすっかりやみ、秋晴れの晴天に恵まれ、 4週間かけて作り上げたグランドで、子どもたちは今まで練習してきた演技を力一杯全身で表現しました。
幼児、小学生、中学生、高等養護部生と異年齢の子どもたちが参加するこの運動会で、 いつも問いかけてきたことは力を合わせ心を一つにすることでした。 長い練習の間には、お互いの気持ちが通じずトラブルが起こり、先生の指導を受けている場面がよく見られました。
しかし、日々の苦しい練習を乗り越え、運動会当日一つ一つの演技を力一杯やり終えた時、 子どもたちの表情には達成感と満足感があふれていたと思います。 演技する子どもたちに日々成長する姿が感じられたことが、見に来ていただいた多くの方々に 感動を与えてくれたことと信じています。
「一日お姉さん」として本校の運動会を支援して下さる鈴峯女子短期大学の学生さんの参加は 本年で52年目になりました。小学生・中学生一人一人と縁組をし、一緒に活躍していただきました。 また、毎年春休みと夏休みに1週間「学生キャンパー」として子どもたちを 応援して下さっている早稲田大学を中心とした学生さんが、5人東京から来て下さいました。
このような学生さんのボランティア活動に感謝するとともに、 子どもたちがこのような大学生の活動から心の優しさ・強さなどを学び取ってくれることを願っています。
一日中応援していただきましたご来賓、子どもたちの出身校の先生、平和養老館の皆様、保護者の皆様、 そして学園・本校OBの皆様ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
運動会を区切りに本年度から始まった2学期制の前期を終了しました。 4月6日入学式の日に、小学生45名、中学生35名でスタートしましたが、今は小学生53名、中学生39名になりました。 似島学園で生活している子どもたちの実態や抱えている背景の重さを全教職員で認識し、 「コミュニケーション能力の育成を目指した実践」、「自尊感情向上の年間計画作成」、 「基礎基本の定着と学力の向上をねらいとする授業における指導工夫」の3本柱を中心に教育活動を展開してきました。
しかし、子どもたちの学校における日々の生活状況や学習状況を見ていると、なかなかすぐに効果が出てきているとはいえません。 基本的な生活のありかたや授業への取り組みなど、同じことを何回も繰り返し教えてやらざるを得ない状況です。 根気のいる取り組みでその効果はほんの少ししか現れませんが、心の奥に大きな不安を抱えている子どもたちであり、 自己肯定感や真の自信を持たせてやることをねらいにした教育活動を展開していくことの大切さを再確認しています。
10月24日(水)後期が始まりました。 本校は前期が終わって運動会前日・当日の代休二日のみの休みで秋休みの期間がないため、 子どもたちにとっては学期が変わったことがピンとこなかったようです。 今は児童会・生徒会の新しい役員選出を行っています。小5・中2の子どもたちにとっては、 いよいよ小学校・中学校のリーダーとしての自覚を持って活動することが期待されます。 特に、中学校2年生は全体をリードし、指導していく頼られる存在になります。 新しい児童会長・生徒会長の下に、児童会・生徒会の活気あふれる活躍に期待しています。
また、中学3年生は進路選択の大切な時期になります。先日の校園進路協議会で一人一人の進路についての協議を行いました。 中途で挫折し高校を中退する生徒が多い実態があり、一人一人に最も適した進路を決定しなければなりませんが、 厳しい現実が待ちかまえています。公立高校、私立高校、部活動と様々な条件がありますが、 3年間希望と意欲を持って通える高校を決定してやりたいと思います。
後期は学級としてのまとまりや力を発揮しなければならない学級対抗駅伝大会や学習成果発表会があります。 子どもたちの団結する力に期待したいと思います。
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10月に入り朝夕は少し涼しくなり、ようやく秋がやってきたことを感じさせます。 市内のほとんどの小・中学校では運動会も終わり、本年度から始まった2学期制による前期終業式をもうすぐ迎えます。 しかし、本校は10月21日に行われる運動会に向けて、今練習の真っ最中です。
最も力を入れて練習する表現運動は、小学校1〜4年生が「創作ダンス」、 小学校5年生〜中学生が「組み立て体操」、高等養護部が「よさこいソーラン」です。 みんなの心を一つにし、力を合わせることによりすばらしい表現運動を創り上げることができます。 演技する子どもたちが達成感を味わい、観ている人々に感動を与えるために毎日練習を積み重ねていきます。 ただ、練習がいつもスムーズに進んでいるわけではありません。
本校の子どもたちは相手とコミュニケーションをとることが苦手であり、 ちょっとしたことでお互いを傷つけあい、練習への参加を渋ったり、 うまくできないことを人のせいにしたりしている様子をよく見かけます。 一緒に演技している子どもたち同士がお互いに相手の気持ちを汲み取り、心から支え合っていく力をつけていくには、 教職員の根気強い言葉がけと精神的な支えがとても大切になります。 練習中の幾多の困難を乗り越え、運動会当日子どもたちの満足感あふれる笑顔が見られることを期待しています。
夏から秋へと季節が移り変わるように、中学3年生にとっては気持ちを切り替える時期になりました。 ソフトテニス部、音楽部、工芸部全部の部活動において、3年生の活動が終わりました。 本年度すばらしい活躍で私たちに夢を与えてくれたソフトテニス部は、 9月29日、30日に行われた広島県中学校総合体育大会に出場を果たし、最後の花を飾りました。 団体戦・個人戦ともに2試合目で敗退してしまいましたが、 貴重な経験をしたことは今後の生きる力として大きな糧になることと思います。 後輩の2年生・1年生がしっかりとバトンを受け継いでいくことが、今後に課せられた課題になると思います。 ほとんどの部員が女子である音楽部と工芸部は、対外的な活動の場に恵まれず、校内での活動が主です。 日頃の活動の成果を、2月に行われる学習成果発表会で紹介できるかと思います。
毎日頑張ってきた部活動を終え、3年生はこれから自分の進路に向け、ぶつかる大きな壁を乗り越えていかねばなりません。 気持ちを切り替えて、自分の抱えている環境・背景をしっかりと見つめ、 3年後の自立に向け真剣に取り組んでいかねばなりません。 本校の場合、高校に進学しても中途退学する子どもが多い現実があり、 本人はもちろん担任と学園保育士が意思の疎通を図り、全教職員でしっかりと支え、 3年間頑張り通せる一人一人に適した進路選択に力を注いでいかねばなりません。 15の春を笑顔で迎えるためにも、これからの一日一日を大切に充実した生活を送らせたいと思います。
夏休みに多くの転入がありましたが、さらに2名の小学生が転入してきて、小学校が54名、中学校が38名になりました。
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長いと思っていた夏休みもあっという間に過ぎ去っていきました。この夏は今までにない35℃前後の暑い日が続き、 熱中症などの心配から戸外での活動には水分補給が欠かせない毎日でした。
2学期制になりましたが、学園で生活する子どもたちの学園行事は今までと変わりありませんでした。 夏休みにはいるとすぐに学園と学校が一緒になっての「草刈り作業」です。広い敷地で一部しかできませんが、 暑い中2時間の作業を子どもたちも手を休めず頑張り、刈り取った後を見て充実感を味わいました。
8月5日はずっと続いている「盆法要」で、学校も平和教育に組み入れ、 「草刈り・清掃」⇒「灯籠づくり」⇒「慰霊祭」⇒「灯籠流し」と平和を祈念した一日を過ごしました。 毎年春休み・夏休みにやってきてくれる早稲田大学を中心とした学生キャンパーさんも4日に着いて、 一緒に「盆法要」に参加され、その後1週間子どもたちにいろいろな遊びや勉強を教えていただきました。 アルバイトをしながら、自費でボランティア活動を行うことはとても大変だと思いますが、 訪れた22名の学生キャンパーさん達の輝いた表情を見ていると、今の大学生に対する認識も変わってきます。
学生キャンパーさんが東京へ帰ると、子どもたちが楽しみにしている帰省がやってきます。 10日以内の制限はありますが、家族の元に帰ることは子どもたちにとっては大きな喜びです。 しかし、20数名は帰省できず学園でずっと生活せざるを得ない厳しい現実もあります。
帰省から学園に戻ってきたら、施設対抗の球技大会です。この夏は小学生ソフトボールの3位が最高の成績でしたが、 暑い中で練習したことや他の施設の子どもたちとの交流を通して、 子どもたちは少しずつ生きる力を身につけていくことと思います。
いつもとあまり変わらない学園生活の中で、私たちの日々に大きな夢を見せてくれたのは子どもたちの活躍でした。 前号で紹介しましたように、男子1チームが中国中学校ソフトテニス選手権大会への出場を果たし、 8月7日は日々子どもたちと一緒に生活しておられる学園保育士と教職員合わせて10人余りが 朝5時に宇品から出雲市へと応援に向かいました。
試合会場の雰囲気からか自分たちの力を十分に発揮しきれず、1回戦で敗退し悔しい思いをしましたが、 中国大会という大きな大会の怖さも実感しました。 しかし、遠く出雲市まで応援に来させてくれた子どもたちの頑張りに心より拍手を送り、 満ちあふれるほどの感動を胸に広島への帰路につきました。
お盆をすぎても小学生の県総体、中学生の市総体とソフトテニスの試合が続きました。 小学生はまだボールをつなぐ程度の段階ですが、男子が団体戦で一回戦を突破したことと 女子が個人戦で1チームベスト8に入ったことは今後に希望を与えてくれました。 中学生男子の市総体は3年生にとって最後の試合かと思いましたが、団体戦3位、個人戦2位と頑張り、 9月29日、30日に尾道のびんご運動公園で行われる県総体に出場することになりました。 夏休みに入ってすぐの県選手権大会から夏休み終わりの市総体まで、子どもたちは目標をしっかりと持ち、 暑い中の練習を頑張り、夏休み中ずっと私たちに感動を与え、充実した日々を与えてくれました。 この夏の経験をこれからもしっかりと引き継ぎ、日常生活のあらゆる場面にこの力を生かしてくれることと期待しています。
夏休みが終わり、2学期制になったので始業式はありませんでしたが、9月3日に開園記念式を行い、 学校もスタートしました。夏休みに入ってから小学生7名、中学生2名の転入があり、 小学生は52名、中学生は38名になりました。夏休み中の子どもたちの転入はある程度予測していましたが、 8月末に集中したことを考えると、夏休みにおける子どもたちの生活に起因しているケースがよくあります。 子どもたちの抱えている家庭状況を再確認し、これからも一人一人をしっかりと抱えていくことを大切にしていきたいと思います。
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7月に上陸した台風では今までにない大型で強い台風4号が、九州・四国・東海地方に、 強い風と大雨で大きな被害を与えました。また、そのすぐ後に起きた新潟県中越沖地震は、 家屋や道路の崩壊により死者や多くの負傷者を出し、自然の脅威を新たに感じさせました。 台風が来るといつも大きな被害を被る本校ですが、幸いにも今回は全く被害は受けることなく、夏休みを迎えました。
7月になり、例年と変わりなく水泳記録会に向けてのプールでの水泳指導と遠泳大会に向けての海での練習を行いました。 子どもたちの数が少ないこともあり、小、中それぞれが全児童、全生徒を一緒に全教員で指導できるので、 指導の効果は大きいと思います。以前のようには水泳指導の時間が十分に確保できないので、 新記録はなかなか生まれませんが、全員の児童・生徒がしっかりと泳げるようになってくれると期待しています。
19日に行った遠泳大会は、天候にも恵まれ、しっかりと泳ぎ切ることが出来ました。 泳力に合わせた4グループに分かれて実施しましたが、一人一人が自分の可能性に挑戦し、 泳ぎ切った後はとても満足した表情を浮かべていました。自分の持っている力を信じ、頑張り抜いたことは、 子どもたち一人一人の大きな力になっていくことと思います。 本年度から実施した2学期制により、 20日に終業式を行うことなく夏休みに入りました。
21日(土)、22日(日)には、広島県中学校ソフトテニス選手権大会が呉市で行われました。 団体戦は初めてで個人戦は16年ぶりであり、学園職員や本校教職員の大きな期待を背負い、 出場する男子選手はこの日のために練習を頑張ってきました。
1日目、似島を出るときは雨が降っており、試合が行われるか分からない状況で、 選手は気持ちの整理が出来ないまま開始が遅れた団体戦第1試合に臨みました。 不安が的中し、緊張感で足が地についておらず、3チームとも日頃の調子を取り戻せず、 力を出し切れずに0対3で負けてしまいました。 相手チームも同じ条件ですが、第1試合で力を十分に発揮させることの難しさを改めて痛感しました。 試合前のアップの大切さやペアを組んでいる二人の気持ちを高めていくことを話しながら、 明日の個人戦に備えて向陽中の試合を観戦してから帰りました。
2日目、個人戦の日ですがまた朝から雨で不安を抱えながらテニスコートに向かいました。 到着すると、目の前をランニングしている本校の選手二人と先生の姿が目に入ってきました。 昨日の試合を反省し、今日の試合にかける意気込みを感じました。 雨のためコート状況が悪く、少し遅れての試合開始になりましたが、 最初の試合が第3試合のため気持ちの整理も出来ていたようです。
2回戦となる1試合目、スタートから快調で県大会初勝利です。試合前に走り込んだ効果が出ました。 3回戦はリードしながら追いつかれファイナルゲームとなりましたが、気持ちが切れることなく勝利を手にしました。 4回戦は強豪の向陽中が相手。勝てばベスト8に入り、 中国大会出場というプレッシャーも感じさせず自分たちの力を出し切り、大きな勝利を得ました。
二人の気持ちが吹っ切れたようで、準々決勝からはのびのびとプレーできたようです。 どのチームも力は互角であり、体力・精神力が試合に大きく影響してきます。 準々決勝は快勝しましたが、準決勝はファイナルとなり薄氷を踏む思いでしたが、勝利の女神が微笑んでくれました。
ついに決勝戦進出です。勝利へのプレッシャーを背負い込んでいる向陽中相手に、 二人の気持ちを一つにしてのびのびとプレーし、思ってもいなかった大きな栄冠を手にしました。 応援している私たちに大きな感動を与えてくれた大会でした。
学園に併設されている学校環境から、小学3年生になると全員がソフトテニスの練習に参加していますが、 日々大きく揺れ動く子どもたちの気持ちを支えてやることが主となり、 練習でも試合でも指導する先生が大きな声で怒ることはありません。 自分たちの気持ちを一つにし、のびのびとプレーできたのも見守り支える指導の成果だと思います。 8月7日、島根県出雲市で行われる中国選手権大会でも、自分たちの力を出し切り活躍してくれることと期待しています。
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梅雨に入りましたが、雨が降り続くことは少なく、これからのプールシーズンに向け水不足が心配されます。 しかし、天気は気まぐれで、予定された行事の日に限り思わぬ土砂降りになり、気をもむことの多い日々です。
中学生ソフトテニス部の活躍に期待が寄せられていた市選手権大会が、10日(個人戦)と23日(団体戦)に行われました。 団体戦は雨天により2週間延期されたため、その間選手である子どもたちの気持ちの高まりを 引っ張り続けることに教職員があれこれと苦心の毎日でした。
今までは市の大会になると、緊張から萎縮し、なかなか実力を発揮することができませんでしたが、 男子個人戦で1ペアが日頃の力を十分に発揮し、見事に優勝しました。 男子団体戦は、新人大会に続いての優勝が期待されましたが、ベスト8に入れず2回戦で敗退しました。 しかし、敗者復活戦を苦しみながらも3連勝し、ベスト9に入り、念願の県選手権大会への出場権を獲得しました。 県大会への出場は、個人は16年ぶり、団体は初めてです。 7月21日(団体)、22日(個人)に呉市で開催される県選手権大会で、伸び伸びとプレーし、 より大きな感動を味わい自分の力にしてくれることと期待しています。
4月に行われた小6、中3の全国学力調査に続き、6月12日には小5、中2に県の学力基礎基本調査が行われました。 子どもたちに基礎的な学力がなかなか定着しないのが本校の大きな課題です。 テストが行われている教室を見て回ると、子どもたちも最初は意欲を持って真剣に取り組んでいますが、 問題から問われていることが理解できず、後半になるとぼんやりとしたり、投げ出している姿も目につきました。 特に、国語の解答用紙には空欄が多く、読解力が身に付いていないことを改めて感じさせられました。 時間いっぱいがんばることの大切さを教えながらも、ほとんど理解できない問題を見つめる子どもたちの表情に やりきれないものを感じさせられます。子どもたちに学びの喜びを味わわせ、 学びに対する意欲を持続できる力をつけさせていくことが求められます。
6月19日、昨年に引き続き大森さんが、小学生のために図書ボランティアの活動に来てくださいました。 1〜4年生には本を読みながらのおはなし会。二つの色を滲ませ一つの色を作りながらのお話もあり、 子どもたちは目を輝かせていました。子どもたちは大人が思いもしない本に興味を示すことも一つの発見でした。 5〜6年生には、作ることを主題にしたブックトークをしていただきました。 最後には、漢字のクイズなどを取り入れられ、本校の子どもたちのことを よく理解してくださっていることに感謝しました。 夕方には、学園の幼児のためにもお話をしてくださいました。 子どもたちにも、本に出会うことの楽しさが伝わっていったことと思います。またの機会を楽しみにしています。
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新年度になり2か月が経ち、「こふじ」も桜・つつじの華やかさから若葉の緑に姿を変えています。 今年は雨の降らない日が続き、水不足が少し心配です。
今、校長室前のテニスコートからは、朝早くから子どもたちがテニスをしている元気な声が聞こえてきます。 小学3年生は初めて手にしたラケットをしっかりと握り、とても楽しそうにしています。 中学生にとっては今が目標達成に向けての一番大切な練習の時です。 4月に行われた南区大会では、男子が団体優勝、個人1位、3位と輝かしい成績を収め、 女子も個人で1ペアがベスト8になりました。 6月に行われる市大会では、県大会出場権を得られるよう日頃の練習の成果を しっかりと発揮してくれることを願っています。
5月13日(日)には、県内11の児童養護施設が参加する「親善なかよし運動会」が 廿日市市立阿品台東小学校で行われました。どの施設の子どもたちも力いっぱいに演技している姿に、 本校の先生達もほとんどが応援に駆けつけ、心から拍手を送りました。
保護者の姿もちらほらとは見えましたが、その数は余りにも少なく、 子どもたちの抱えている現実を痛感させられます。 「よく頑張ったね!」の一言が子どもの背中を後押ししますが、 その役割は学園職員、本校教職員が担わざるを得ません。 競技においては今年は飛び抜けた力は持っていなかったかも知れませんが、 どの種目も最後まであきらめずにがんばった結果、一昨年に続き連続の総合優勝に輝きました。
(昨年は雨天中止)ソフトテニスの男子団体優勝、運動会の総合優勝、 どちらもぶっちぎりの優勝でなかったことが子どもたちには大切なことを学ばせてくれたと思います。 団体戦はリーグ戦の結果3勝1敗の3校による得失セット数の差、運動会は優勝は1種目だけでした。 勝てなかったチーム、1位になれなかった種目の選手が最後まで持っている力を出し切ることの大切さを しっかりと感じ取ってくれたことと思います。
5月29日には、水泳シーズンに備えプール周辺の清掃(草刈り)をしました。 小・中学生全員の縦割り班による初めての清掃活動でした。 中学3年生をリーダーとしての活動ができるか不安もありました。 中学生が受け持たねばならない仕事、小学生に指導しながら与えねばならない仕事、 途中で全体を見渡しながら安全を確認すること、リーダーである中3にとっては大変でもありますが、 やりがいを感じる役割でもあると思います。本年度はこの小・中合同の縦割り班を生かした活動をこれからも取り入れ、 中学生にリーダーシップを育んでいきたいと思います。そのためには、班長に対して、 取り組みの事前・事後に見通しを持たせられる指導を教職員が取り組んでいくことが重要になってきます。 善きにつけ、悪しきにつけ、中学生が小学生に与える影響は、本校の場合とても大きいと言えます。 中学生が大きく成長してくれることに期待しています。
今、本校は学園ホーム訪問の最中です。他校で行われる家庭訪問はありませんが、この時期の2週間は、 午後4時から7時の時間帯を中心に六つのホームを訪れ、学園の保育士・指導員と話をしながら、 子どもたちと楽しく過ごす時間を設けています。 先生と夕食を一緒に食べることを子どもたちはとても楽しみにしています。 日々、ホームを訪れることはよくありますが、学校外での子どもたちの生活を肌で感じ、 指導員・保育士と話をすることは、学園と学校がより連携を深めていくことになります。 教職員の勤務、指導員・保育士の多忙さなど課題はありますが、工夫しよりよい方法で続けていきたいと思います。
いよいよ6月。日に日に暑くなりますが、子どもたちの大好きな水遊び・水泳のシーズンです。 本校の教育活動の特色を生かし、全員が泳げるようになってほしいと願っています。
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4月6日、この日を待っていたかのような桜満開の中で、就任式・始業式・入学式を迎え、 元気いっぱいの子どもたちに期待して新年度がスタートしました。
小学生6名・中学生13名・高等養護部生17名の新入生を迎え、学校内には新鮮な空気が漂っています。 児童・生徒数は小学生45名・中学生35名・高等養護部生42名となり、 小学校は3、4学年が複式学級としてスタートすることになりました。
児童養護施設似島学園に併設されている本校の教育課題を解消するためには、 子どもたちが背負っている心の痛手をしっかりと受け止め、 自立していける力をつけてやる教育活動を展開していくことにあります。 昨年度から授業における中学校教員による小学校へのTT指導に取り組んでいますが、 本年度は今まで実践してきている小・中学校の連携した活動をさらに推進し、 子どもたちが小・中一緒に活動する場を通して、中学生のリーダーシップを育成していければと願っています。
小・中学生が一緒に暮らしている学園生活の中で、中学生が小学生に与える影響は、良きにつけ、 悪きにつけとても大きいものがあります。本校独自のこの環境の中で、中学生が本来持っている力を引き出し、 小学生にとって頼りになるお兄さん・お姉さんに成長してくれればと思います。
本校の良き伝統を引き継ぎながら新しいことに取り組んでいく1年にしていきたいと思います。
| 本年度赴任された先生 | |
| 小学校 | |
| 三満善治先生 | 井口小学校より |
| 上田香那子先生 | 新任 |
| 山田薫先生 | 新任 |
| 猪川明子先生 | 非常勤講師 |
| 中学校 | |
| 高塚剛先生 | 瀬野川東中学校より |
※新しく本校に来られた先生方、他校とは学校環境が大きく異なりますが、 子どもたちをしっかりと受け止めていただき、本校の特長を生かしながら、子どもたちにとって楽しい学校づくりに、 力を合わせて一緒にがんばりましょう。
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